2013年09月25日
タヒチ・ボラボラ島(6)2〜3日目 バイタペ
※キャンプとは全く関係ない記事です。記録を残したいのですが他に書く場所がないのでこのブログを利用します。
ビーチからの帰りにマリングッズを貸し出している小屋へ立ち寄ってシュノーケリング用の足ひれを借りることにした。
「フィン・プリーズ、2ピース」と僕が言うと、OKと言いながらタヒチ人のおっちゃんがカウンターをぐるっと回ってこちら側へ来た。
僕らの足を見て鼻歌を歌いながら戻っていき、フィンを二つ差し出してくれた。
ニコニコしながら「マジック」「イッツマジック」と言っている。
何のことかと首をかしげていると、「おまえらは単に足ひれを二つ貸してくれと言った」「オレはおまえらの足を見ただけでサイズがわかる。それがマジックだ」と言ってるみたい。
「ほら、そこに腰掛けて試して見ろよ」と言うので履いてみたらピッタリだった。
身長170cmの日本人なら足のサイズは大抵26cmくらいなのでそんなにマジックでもないんだけど…(笑)
さらに、テニスコートやバレーコートの近くのラグーンは小さい魚がいっぱいいるから足ひれを使わないようにとの注意をうける。
おっちゃんの英語はスゲーわかりやすかった。
部屋に帰ってさっそくバルコニーからシュノーケリングをやってみた。フォーシーズンズの建っているラグーンは水深が3mかそれ以上あるので、足は着かないし魚も全くいない。
1匹だけどこかから迷い込んできたようなヤツがいたんだけど、きっとラッキーで会えたんだと思う。それくらい魚はいない。
怖いから部屋に常備してあるライフジャケットを着けてシュノーケリングをやった。でも周りのコテージの外人達はみんな素で泳いでいる。強いな、ガイジンw
夕食はホテル内のフレンチで食べた。ここは最終日にも予約してあるが、予約無しでも全然入れそうだ。実際この日も屋内のテーブルはガラガラだったし。
一番安いボトルワイン1本とシーフードを3品ほど注文した。
スタッフはみんなフランス人で、にこやかに対応してくれた。こっちが英語を話せないとわかるとアイコンタクトやジェスチャーまじりで会話してくれ、終わる頃には彼女たちとも随分打ち解けた気がした。やっぱりボディーランゲージってコミュニケーションの基本なのね。
それにしても毎回ワインを注文すると思うけど、あのテイスティングってやつは一体何のためにやるんだろう?
“イマイチだから替えてくれ”とか言っていいの? もちろんイマイチであっても替えてもらう勇気はないんだけどさw
誰かテイスティングしたときの正しい回答を教えてください。自分はいつも「美味しいです」か「OK」と言っている。
食事が終わり、BILLにサインをして立ち上がったら嫁の動きがおかしい。「ヤバイ」とつぶやいたと思ったら無言でトイレに歩いて行った。ワインを飲みすぎてゲロッパしたらしい。
すぐに嫁を追いかけていくべきだったけど、最後にスタッフに“美味しかった”と伝えたかったので、iPhoneの翻訳画面にフランス語で「美味しかったです」と訳し、画面を見せたらスゴイ勢いでフランス語をしゃべり出した。
だからフランス語はしゃべれないっつーの(笑)。
どうやら感謝の言葉を述べているらしい。でも気持ちが伝わったようで良かった良かった。
3日目は昼便でボラボラ本土の町・バイタペに向かった。
フォーシーズンズから本土へ行く定期船は昼の11:45発と夜の18:15発の2便だけ。だから夜便の帰船時間を逃すと返って来られなくなるので要注意だ。
バイタペでは何軒かお土産物屋を見た。その中にオバチャンとオバーチャンがやってる黒真珠&ティキ屋があり入ってみた。
結婚してからわかったのだが、嫁は二人で行った旅先で記念の品を買って帰るという宿題を自分に課しているらしい(いつまで続くかわからないが…笑)。
なので今回はどうしても木彫りのティキを買いたいと言っている。(ティキとはタヒチの守り神で、日本で言うお地蔵さんみたいなものらしい)
“イア・オラナ”も言わない無愛想なオバーチャンに「Is this made in TAHITI ?」と聞いてみたら、「NO, マーカス!マーカス!」「BUT,マーカス is the BEST」と返ってきた。
マーカス?そんな国あったっけ?あったとしてもそんな聞いた事もない国の木彫り彫刻がBESTだなんて信じられなかった。きっと何も知らない観光客にはマーカス産がBESTだと言っておけば信じるだろうという観光地でありがちなやりとりに聞こえた。
でもそこのティキは手に持っただけで何とも言えない重みと“本物感”を醸し出していた。
他の土産物屋で見たオモチャみたいなティキとは明らかに違うのが素人目にも一発でわかったけど、その日は買わずに店を出た。
せっかくタヒチに行ったのに、インドネシア産のパレオやベトナム・中国産のお土産なんて買いたくない。だから“メイドイン・タヒチ”にこだわりたかった。
午後ホテルに戻ってまたコテージからシュノーケリングをやり、夜はこの旅で嫁が一番重要視している『タヒチアン・ディナーショー』がある。嫁は5年ほどフラ・タヒチアンダンスを習っているからだ。
(つづく)

フィンを借りて早速シュノーケリング!

テイスティングはしなくていいですから〜とも言えず…(笑)


ホテルの桟橋より。この中型船でバイタペの町へ向かう。

僕ら以外の乗客は欧米人10組程と、どっかのアジア人1組。

バイタペ港

素朴な土産物屋がポツポツと軒を連ねる。

かわいい教会

土産物屋の近くで果物や魚を売る露天商。

アロエカフェのチキンカレー。この旅一番の美味さだったと言う嫁。

フォーシーズンズのレセプション横に帰港。

バイタペから帰るとまたバルコニーからシュノーケリング。
ビーチからの帰りにマリングッズを貸し出している小屋へ立ち寄ってシュノーケリング用の足ひれを借りることにした。
「フィン・プリーズ、2ピース」と僕が言うと、OKと言いながらタヒチ人のおっちゃんがカウンターをぐるっと回ってこちら側へ来た。
僕らの足を見て鼻歌を歌いながら戻っていき、フィンを二つ差し出してくれた。
ニコニコしながら「マジック」「イッツマジック」と言っている。
何のことかと首をかしげていると、「おまえらは単に足ひれを二つ貸してくれと言った」「オレはおまえらの足を見ただけでサイズがわかる。それがマジックだ」と言ってるみたい。
「ほら、そこに腰掛けて試して見ろよ」と言うので履いてみたらピッタリだった。
身長170cmの日本人なら足のサイズは大抵26cmくらいなのでそんなにマジックでもないんだけど…(笑)
さらに、テニスコートやバレーコートの近くのラグーンは小さい魚がいっぱいいるから足ひれを使わないようにとの注意をうける。
おっちゃんの英語はスゲーわかりやすかった。
部屋に帰ってさっそくバルコニーからシュノーケリングをやってみた。フォーシーズンズの建っているラグーンは水深が3mかそれ以上あるので、足は着かないし魚も全くいない。
1匹だけどこかから迷い込んできたようなヤツがいたんだけど、きっとラッキーで会えたんだと思う。それくらい魚はいない。
怖いから部屋に常備してあるライフジャケットを着けてシュノーケリングをやった。でも周りのコテージの外人達はみんな素で泳いでいる。強いな、ガイジンw
夕食はホテル内のフレンチで食べた。ここは最終日にも予約してあるが、予約無しでも全然入れそうだ。実際この日も屋内のテーブルはガラガラだったし。
一番安いボトルワイン1本とシーフードを3品ほど注文した。
スタッフはみんなフランス人で、にこやかに対応してくれた。こっちが英語を話せないとわかるとアイコンタクトやジェスチャーまじりで会話してくれ、終わる頃には彼女たちとも随分打ち解けた気がした。やっぱりボディーランゲージってコミュニケーションの基本なのね。
それにしても毎回ワインを注文すると思うけど、あのテイスティングってやつは一体何のためにやるんだろう?
“イマイチだから替えてくれ”とか言っていいの? もちろんイマイチであっても替えてもらう勇気はないんだけどさw
誰かテイスティングしたときの正しい回答を教えてください。自分はいつも「美味しいです」か「OK」と言っている。
食事が終わり、BILLにサインをして立ち上がったら嫁の動きがおかしい。「ヤバイ」とつぶやいたと思ったら無言でトイレに歩いて行った。ワインを飲みすぎてゲロッパしたらしい。
すぐに嫁を追いかけていくべきだったけど、最後にスタッフに“美味しかった”と伝えたかったので、iPhoneの翻訳画面にフランス語で「美味しかったです」と訳し、画面を見せたらスゴイ勢いでフランス語をしゃべり出した。
だからフランス語はしゃべれないっつーの(笑)。
どうやら感謝の言葉を述べているらしい。でも気持ちが伝わったようで良かった良かった。
3日目は昼便でボラボラ本土の町・バイタペに向かった。
フォーシーズンズから本土へ行く定期船は昼の11:45発と夜の18:15発の2便だけ。だから夜便の帰船時間を逃すと返って来られなくなるので要注意だ。
バイタペでは何軒かお土産物屋を見た。その中にオバチャンとオバーチャンがやってる黒真珠&ティキ屋があり入ってみた。
結婚してからわかったのだが、嫁は二人で行った旅先で記念の品を買って帰るという宿題を自分に課しているらしい(いつまで続くかわからないが…笑)。
なので今回はどうしても木彫りのティキを買いたいと言っている。(ティキとはタヒチの守り神で、日本で言うお地蔵さんみたいなものらしい)
“イア・オラナ”も言わない無愛想なオバーチャンに「Is this made in TAHITI ?」と聞いてみたら、「NO, マーカス!マーカス!」「BUT,マーカス is the BEST」と返ってきた。
マーカス?そんな国あったっけ?あったとしてもそんな聞いた事もない国の木彫り彫刻がBESTだなんて信じられなかった。きっと何も知らない観光客にはマーカス産がBESTだと言っておけば信じるだろうという観光地でありがちなやりとりに聞こえた。
でもそこのティキは手に持っただけで何とも言えない重みと“本物感”を醸し出していた。
他の土産物屋で見たオモチャみたいなティキとは明らかに違うのが素人目にも一発でわかったけど、その日は買わずに店を出た。
せっかくタヒチに行ったのに、インドネシア産のパレオやベトナム・中国産のお土産なんて買いたくない。だから“メイドイン・タヒチ”にこだわりたかった。
午後ホテルに戻ってまたコテージからシュノーケリングをやり、夜はこの旅で嫁が一番重要視している『タヒチアン・ディナーショー』がある。嫁は5年ほどフラ・タヒチアンダンスを習っているからだ。
(つづく)
フィンを借りて早速シュノーケリング!
テイスティングはしなくていいですから〜とも言えず…(笑)
ホテルの桟橋より。この中型船でバイタペの町へ向かう。
僕ら以外の乗客は欧米人10組程と、どっかのアジア人1組。
バイタペ港
素朴な土産物屋がポツポツと軒を連ねる。
かわいい教会
土産物屋の近くで果物や魚を売る露天商。
アロエカフェのチキンカレー。この旅一番の美味さだったと言う嫁。
フォーシーズンズのレセプション横に帰港。
バイタペから帰るとまたバルコニーからシュノーケリング。
Posted by しあ at 19:08│Comments(0)
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