北へ…(5)

しあ

2016年08月28日 15:00

5日目  6月3日(金)

今日はいよいよヒグマを見るため、
『知床観光船おーろら』で知床岬まで行く予定!


ウキウキしながらホテルのロビーを通りかかると、


昨日からのシケで、なんと船は欠航との情報が!!!

ガーーーーーン





観光船はこの旅行の楽しみランキングでかなり上位にあったのに!

仕方ないので船だけでも見ようと、ガッカリしながら港へ行き、払い戻しのための欠航証明書をもらった。



※キャンプの記事ではありませんのであしからず。


* * * * *



ポッカリ予定が空いてしまったので、近くの『フレペの滝』に行くことにした。

滝とは言っても川はなく、地下水が断崖に達してそこから流れ出ている滝だそうな。



滝自体はチョロチョロしか水がないからあまり迫力はないんだけど、この断崖は恐怖すら感じる絶景。



残念ながらヒグマは見られなかったけど、鹿は見ることが出来た。

でも鹿はどこでも見られるしなぁ〜




このあと『知床五湖』へ行った。

道中、霧で真っ白。視界もままならない状態でなんとか駐車場に辿り着く。

そこで駐車場のおじさんから、「こんな状態だから行っても何も見えないよ」と伝えられあえなく断念。

羅臼岳を越える『知床横断道路』も悪天候で閉鎖していて通れない。

つくづく今回の天気を恨んだ。


いよいよ知床でやることもなくなってしまったので、早々に次の目的地である『阿寒湖』へ移動することにした。





* * * * *



昨日通った道を戻り、再び『ひがしもこと乳酪館』へ立ち寄ってトイレだけ借りた。

するとどうやらこの近くで芝桜がキレイな公園があるらしい。

で、行ってみました『ひがしもこと芝桜公園』。





ちょっと終わりかけだったけど、遠くで見る分にはとてもキレイだった。
満開の時に来たら、さぞ壮観な景色だろう。。。



* * * * *



美幌峠をまわると屈斜路湖を望む景色が素晴らしい、との事で

行ってみましたよ。

でも、、、


はい、もうおわかりですね?

この通り、真っ白です。



本来ならこの窓の向こうに雄大に広がる屈斜路湖が見えるそうな。

美幌峠のキタキツネがエサをねだってきた。でもなんかキタナイ(笑)





* * * * *



次は摩周湖です。

その前に摩周名物の『豚丼』を食わなくちゃ始まらない!

ってことで摩周駅前の『ぽっぽ亭』に行った。


ここでようやく、、、


本当によーーーやく青空が出てきた!!


最後に函館で青空を見てからここまで長かったな〜



豚丼、うまかったッス。

嫁はラーメンとミニ豚丼セット。

旦那より食う大食漢の嫁。

どんだけ〜〜ww



嫁のミッション6つ目クリア!



* * * * *



気持ちよく晴れてきたし、やっと摩周湖も綺麗に見えるね!と話しながらクルマを走らせる。

摩周湖はちょっと標高が高い場所にあるので山を登ります。


登ります、、、



あれ?



あれ? 霧が、、、




やがて摩周湖に到着!



どーーーん!







真っ白!

まさに『霧の摩周湖』だね!

霧の摩周湖って言う歌があるくらいだから、ここは見えなくてよかったのかな? と自分を慰める。

別にいいですよ、もう景色は諦めてるんで。



* * * * *



屈斜路湖も見えない、摩周湖も見えない。

なので当初全く予定になかった『硫黄山』って所に行ってみた。

これが案外おもしろくて、硫黄独特のあの火山の臭いがたまらんのです。





寒かったけど、ここでもソフトクリームを食べた。

さすがに硫黄ソフトは無かったので、普通のミルク味。

ソフトクリーム食べまくりの旅は続く…。






さて、次はマリモで有名な阿寒湖だ。

本日の宿泊先である『ニュー阿寒ホテル』へ向かいます。



* * * * *



ニュー阿寒ホテルは昔ながらの大型観光ホテル。

今となってはアジア(主に中台)からの観光客が大挙して押し寄せて、日本人は肩身が狭くなりがちなのかな。

特に朝食時は周りが外国人だらけで、さながら海外旅行に来た気分。

ま、ウチらは寝るだけのホテルと割り切ってるから別にいいんだけど。

部屋からは阿寒湖が一望できる↓





夕食バイキングはこんな感じ↓



特に不満はないです。

選択が茶色いものに偏ってしまった…イカンイカン。





明日はいよいよ最終日。

十勝ワインを飲みながら、これまでの旅行を振り返るのでした〜




《つづく》



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