NEMO ANDI JP
世界的には“ANDI 2P”の名で知られています。
これはインナー(もどき)の入り口部分がオールメッシュではなく、ブリーザブルナイロンとハーフメッシュのツートーンで、前室ののぞき窓がない日本仕様タイプです。
初めてのシングルウォールテント。
果たしてその実力はいかに!?→大袈裟(笑)
2014.5/24〜25
アンディーの初張りは、一度行ってみたかった富士山ドーンの絶景キャンプ場『ふもとっぱら』です。
中央道から見える青空と富士山!
テンション上がりますね〜\(^O^)/
がしかし!キャンプ場に到着すると、事前の予報に反して天気はどんより(-_-;)
河口湖も甲府も小田原も沼津も、どこの天気予報を見ても晴れ一色の太陽マークなのに、その中心に位置している富士山は結局最後までスカッとした姿を現しませんでした〜残念!
* * * * *
初めて張ったアンディは、とても鮮やかなライムグリーンで、目立ち度合いとPOP感がハンパありません。
このキャンプ場ではスノピ幕が非常に多かったのでなおさらです。
微妙に違うグリーンのモンベルタープとも相性バッチリでよろし。
初めてなので取説を見ながら慎重に設営。
フットプリントとの接合に若干手こずりましたが、作りは非常にシンプルで次回からは5分もあれば立てられるでしょう。
前室だけは色が少し違います。
ここも他の面と同じ濃いグリーンがよかったな。
なんか色褪せてる感じです。
ちょっとうっとうしいマイナスポイントとして、
前室のフライを巻き上げてサイドで留めると、入り口のファスナーを開ける時にほぼ100%フライが噛んでしまいます。
上部にもう一箇所留め具があれば解決できそうなんだけど…
要改善ですな、NEMOさん。
室内は案外ひろびろ。
ソロ用として購入しましたが、アメドSとほぼ同じくらいの使用感。
2人でも十分行けそうです。
しかし、ある理由で2人での使用は控えた方がいいかもしれません。
それは、シングルウォールテントにつきものの『結露』です。
この日の朝霧は最低気温が体感で10〜13℃くらいだったと思いますが、朝起きたらテントの内側がビッショリ!
指先で「ポンッ」と弾こうものならボタボタボターっとトトロのバス停のごとく水滴が落ちてきます(笑)
なのでシュラフがウォールに接するとビショビショになります。
贅沢に一人でど真ん中に寝ましょう。(^^)
※ナンガ・オーロラとニーモ・オーラ20Rを並べても狭さは感じません。
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話しは変わってふもとっぱらキャンプ場のこと。
ソロです。
ソロなのにテントが二つです。なぜでしょう?
…はい乾燥ですね(^^)
それにしてもガラガラですねぇ〜。
上の写真は午前11時頃です。
このあと、この見える範囲に4〜5組の方が張ったでしょうか?
それでもまだ結構余裕ありました。
皆さんそれぞれ半径50mくらいの間隔を開けて
程よい距離感を保ってらっしゃいました。
↓これとは大違いですね!(^_^;)
※ふもとっぱらHPより拝借
今年のゴールデンウィークは例年以上に大盛況だったご様子。
* * * * *
お昼はソロ定番のレトルトカレーです。
今回は『横須賀海軍カレー』
味は至ってフツー。
なんとかカレーコンテスト?の1位を取ったと書いてあったので期待値が大きすぎました。。
その後はいつものマッタリモードで読書です。
* * * * *
アイルトンセナの事故からもう20年ですか。。
当時、出版関係の仕事をしていた会社でまだ新人だったボク。
あれはゴールデンウィーク中に都内で遊んでいる時のこと、当時の上司から携帯に電話が鳴り続けていました。
前夜にF1中継を見ていたので、セナの訃報は知っていました。
(きっとセナの特集本を出すんだろうな〜)
そんな予想が頭をよぎります。
やっと電話に出ると、案の定その話。
新人だったボクは、連休中に遊びをキャンセルして仕事に向かう使命感はありませんでした。
今だったら考えられません(^_^;)
『すいません、今東京にいないので無理です』
ボクはそう答えて出社を断りました。本当は都内にいるにも関わらず…
その後、上司は一人で約50ページくらいのセナ特集本を作り上げました。
その本が刷り上がって、見本誌を見せてもらうと、素晴らしい完成度。
キャッチコピーから写真のセレクトまで、亡きアイルトンセナへのオマージュに溢れていて、読んでいるだけで涙が出そうです。
自分の不甲斐なさと、上司の仕事に対する責任感を思い知らされたものです。
* * * * *
閑話休題
約2年ぶりに張ったコールマンのテントは、カビも嫌な臭いもなく無事でした。
7月に義姉・友人とグルキャンに行くための確認です。
彼らはキャンプに行ったことがないので、キャンプの気持ちよさをしっかりプレゼンしなくちゃなりません(笑)
その後、どんよりとした空はますます雲が低く垂れ込め、まるで雲の中にいるみたい。
18時になった瞬間にキャンプ場内のお風呂に行きました。
もっと混んでると思いきや、最初の一人になってしまいました。
またもやお湯が出るまで2〜3分、冷水でガマンです(^_^;
そのあと続々と人が入ってきましたね。
みんな、オレのお陰ですぐにお湯が出るんだから感謝しろよ〜(笑)
夜はポータブルDVDで映画を見たり、音楽聞いたりして深夜1時頃に寝ました。
寝ようと思ってふと富士山方面を見るとうっすら山のシルエットが!
そそくさとクルマからカメラと三脚を出してアンディとフジヤマのコラボ写真をパチリ!
星も見れて満足です(^^)
翌朝もうっすら富士山が見えたけど、雄大な富士山を拝むふもとっぱらの実力はこんなもんじゃないはず。
感動は次回へ持ち越しです!
(おしまい)