タヒチ・ボラボラ島(7)タヒチアン・ディナーショー

しあ

2013年09月25日 22:02

※キャンプとは全く関係ない記事です。記録を残したいのですが他に書く場所がないのでこのブログを利用します。

嫁がタヒチアン・ディナーショーを予約する時、日本人スタッフに「席は指定できるんですか?」とか、「早く行った方が前の席なんですか?」とかしつこく食い下がっていた。
根負けしたスタッフは「なるべく前の方の席をご用意しますよ」と約束してくれた。
座る席は基本的に行った順らしいが粘って聞いた甲斐があったと嫁ご満悦。w

実際会場に行ってみたらドセンターのド真ん前の席で焦ったが、前列の左側の席から埋まっているので本当に嫁のアピールのお陰なのか、たまたま行った順番がドセンターのタイミングだったのかはわからない。

一つのでっかい囲炉裏みたいなテーブルに10人くらい座って真ん中のターンテーブルから料理を回して取る仕組み。それが10テーブルくらいある。
席に着くと両サイドは外人夫婦だった。
というより99%外人。
会話怖ぇぇ〜〜

早速左隣りの外人が話しかけてきた。
外人「どこから来た?日本人か?」
僕 「イエース、ジャパン!ジャパン!」

とっても優しい初老の紳士で、簡単なセンテンスで話してくれる。
外人「私は日本に行ったことがあるんだよ。1970年と72年だ」
僕 「リアリー?  I・born・in・1970!」
と、たどたどしく言うと、外人のおっちゃんはホッホッホッと笑いながら僕のカラダをヒジでこづいた。
隣に座る奥さんにも僕のジョークを伝えて笑った。

いやジョークを言ったつもりはないんですけど。たぶん20代に見えたんだろうな〜もうアラフォーなのに(笑)
ウケたのであえて否定はしなかった。

とにかくその人はインテリそうな感じで、サンタクロースみたいな人だった。
その紳士のさらに向こう隣りに座る道端アンジェリーナ似の美女も会話に加わっていたけど話は全くわからなかった。
出身地の話題になって、その彼女が「私はシアトルだ」と言ったので、すかさず「Oh! イチロー」とバットを構える仕草をしながら言ってみたら、「彼はもうニューヨークよ」と言われた。

なんか話し出来てるじゃん、オレ!(笑)

やがて僕の右隣りの若い男が話しかけてきた。若かりし頃のリチャード・ドレイファスに似ているw
村上春樹の話などいろいろカタコトで話した後いきなり「お前フジカワについてどう思うか?」と聞いてきた。
フジカワ?なんのこっちゃ??と思って聞き直したら、『ツナミ』とか『ニュークリア(原発)』とかの単語が出てきたのでやっと福島のことだと解った。

それにしてもこんなところで福島原発の話題を持ち出されるとは思わなかったし、そんなこと聞かれたって英語で答えられる訳がない。なので適当に「ドント・ウォーリー, No プロブレム」と言っておいた。
「Tokyo, Fukushima, ファーアウェイ」とも付け加えたが納得したかどうかはわからない。

やがてダンサーが客席におりてきてYouとYouとYou、ステージに上がって一緒に踊ろう!と言っているが、みんな恥ずかしがって上がろうとしない。
外人なのにノリが悪い。
何組かはステージに上がったがまだ足りないようだったので僕らが立ち上がった。完全に酒の勢いだ(笑)

ステージの袖で簡単に練習をしてから踊りに加わった。
99%外人の前でこんなに大胆な行動をしちゃっていいの?とも思ったけど、いい思いで作りになった。旅の恥はかきすてだよね。

ステージ終了後、両サイドの外人夫婦に挨拶と握手をしてコテージに戻った。

(つづく)


こんなに外人に囲まれて、どうしようかとドキドキの図


とりあえずツーショットを撮ってみるw


こんなステージに上がって踊ってしまった!


記念撮影。スローシャッターのまんまだったので手ぶれが酷い。


ファイアーダンス!結構ミスして熱がっていた(笑)


ショーが見られて満足の嫁。コテージの夜はこんな感じのライティング。


あなたにおススメの記事
関連記事